

1952年、小野洋子19歳。 今に続く「オノ・ヨーコ」への歩み、誰も見た事のないその一歩は、こうして踏み出された。 そして、ただ一人現われる「Smelty John」とは?
母が父に会う前に、これを描いていたなんて信じられなかった。
時が意識の中でワープした。「スメルティ・ジョン」は父のことではないか?そんなことはありえない。
母がよそ見をしている間に、父がこっそり母の本の世界に忍び込んだのだろうか?
(ショーン オノ レノン”序文”より)
私は、この話を書いてから10年ほどあとに、匂いをかぐジョンに出会いました。
彼は、空気の中に私の匂いをかいで鼻先をうごめかしました。
それを見た私はすぐに、彼は、目に見えない私の姿をみることができる世界で唯一の人なのだと解りました。
(オノ・ヨーコ “あとがき”より)